2017年1月某日 土曜日
元町の宿に荷物を預け、補給食多めとスニーカーを持って走り出します。元町から時計回りに大島一周道路を走ります。
車少なっ(嬉)
あっちに富士山見える!(最近富士山追っかけてる)
あら、ロードバイク2人組発見(こんにちはーとごあいさつ)
椿がめっちゃ大きい!
...坂...
そんな感じで走りながら、わーとかすごーいとかげっとかずっと喋ってました。(うるさかっただろうなぁ、私)
都立大島公園まできたら、一周道路から外れて三原山山頂口までヒルクライム。激坂があるわけでもなく、淡々と登れます。
気がつけばもやっとした空は晴れている。
うっすら富士山。
展望台から三原山。
展望台で写真撮りまくったら、山頂口まで上ります。スニーカーはここではまだ使わず、山頂口から一周道路までダウンヒル。またしばらく一周道路を走っていると、「月と砂漠ライン駐車場まで3キロ」の看板と横道。
3キロなら行ってみよう!
と、どの口が言うた・・・早々に後悔です。路面が若干荒れ気味、道幅は車1台分、ガーミン先生がずっと10パーセント以上を示しております。
途中車でパトロール中のおまわりさんに会い、「あと少しですよ〜」と励まされます。
おまわりさん曰く、昨日(当初伊豆大島走る予定だった金曜日)はとにかく天候が荒れていて、山のあたりでは雪もまじっていたんだとか。今日はうってかわって天気が良くていいですね〜気をつけて下さい、と送り出されて残りの坂を上ります。こうやって書くと短い会話ですが、割と長々とお話してました。お別れした後、「暇なんだね」「お巡りさんは忙しいより暇な方がいいよ」なんて会話をしていました。
残りの坂を上りきったらこじんまりとしたスペースと「月と砂漠ライン」の看板。ここで自転車はお留守番。ビンディングシューズからスニーカーに履き替えて、砂漠に向かって茂みの中を歩きます。
砂漠の向こうに富士山!(どれだけ富士山を追っかけてるんだ、私)
砂漠をパノラマ撮影。ここでスター○ォーズとか撮影したらぴったりじゃんと友人。
第1展望台、第2展望台と砂漠を歩いて行きます。
三原山の砂漠は日本で唯一の砂漠。砂丘が風で運ばれた砂が堆積した地形であるのに対し、砂漠は降雨量が極端に少なく、岩石や砂礫からなる広大な荒地という気象条件と土地を指しているそうです。歩いてみると岩がゴロゴロ、遠くに見えるのは低木や草だけ。地面に保水性はなさそうなので、植物は確かに育たないだろうなぁ。
今回1泊にして、時間制限なしのライドにして良かった。この景色を時間に追われることなく、飽きるまで眺めてられます。第2展望台のあたりには見たことない観測器があり、これは何なんだ?と違うところにも興味を示す私たち。
そんなことしてると時間はいつの間にやらお昼前。
一周道路に戻り、ダウンヒル。
左手にちょこんとあるのが筆島。
ここから波浮を目指します。お腹減ったよ!お腹!波浮近くで歩道を歩く高校生?中学生にこんにちはー(・∀・)ノと挨拶されましたよ。
波浮でランチ!ランチ!(空腹MAX)
港鮨さんで地魚の刺身定食。あした葉の天ぷらつき。
更に別腹で。
鵜飼商店でコロッケとメンチを買って、海を見ながらモグモグ。
波浮から次に向かおうとしていると聞き慣れない、見慣れない単語が登場。
トウシキ ボムサッグ
なんだこれ、ちょっと探してみようと海辺の公園ウロウロ。
写真は撮ってなかったので、伊豆大島ジオパークのサイトをご紹介。(http://www.izu-oshima.or.jp/geopark/geosite/pics_umi.html)
ここからしばらく走り、
地層断面前。バウムクーヘン食べたい。バウムクーヘン...地層の迫力にひきつけられながらも、思ったことはこれ。食い気だなぁ、私w
ここから元町港へ向かって走ります。途中、伊豆大島火山博物館に寄るかという話も出ましたが、元町にある観光協会が閉まる前に東京都がやっている宿泊割引の割引券の手続きに行かなければならないので、火山博物館はスキップ。
観光協会で手続きして、一度宿に寄ってチェックイン。背中に背負っていたスニーカーを置いて、今度は夕日を眺めに元町港から北に延びるパームビーチラインへ。
野田浜海岸のBuddy's Bell、「信頼の輪」。Buddyとはダイビングで組むパートナーのこと。ここが建てられた経緯を文字にし始めると泣いちゃうので、気になる方は調べてみて下さい。そういえば、小学校の水泳でプールから上がると「バディ組んで」と点呼されていたのをふと思い出しました。
元町港から沈む太陽をずっと眺める。
太陽が完全に沈んだら、島のスーパーへ。地層断面見てから食べたかったバウムクーヘンを購入して宿に戻ります。今回、離れの部屋になり、離れのベランダに自転車を置かせてもらいました。
宿でお風呂入って夜ご飯。これでもか!という量のご飯、全部食べきりました。
その後、すとんと眠りに落ち、1日目の大島が終わりました。
当初の予定日が大荒れだったので、1日予定をずらしてどこまで伊豆大島を走れるのかと不安でしたが、蓋をあけてみれば晴天で風ほぼなし。天候に恵まれたのはラッキーでした。